会社売却したい気持ちが強い中での創業
私はその事業が人生をかけてやりたい事業でない場合、
創業する時に会社売却したいと考えるパターンが多いです。
(個人のスモールカンパニー以外は全て売却したいと思い創業しました。)
うっすらと考えるのは、万が一事業がものすごく伸びて、
経営の過程で自分がものすごく成長した場合は、
上場もあり得るのかもしれない。というものですが、
上場は会社売却よりも大変だろうと思うと、
今までそこに本気になれたことはなかったです。
創業時から会社売却を考えるようになったのは、
1回目の会社売却の経験が影響していると思います。
1回目の会社売却は事業を伸ばすモチベーションがなくなった時に思いついた
私は就職経験がなく朝9〜夕方18時まで働くと、
お給料がもらえるという経験がありません。
若い頃は起業しても事業を軌道にのせられず苦労していたので、
事業が立ち上がるまでは昼夜問わず働くのが当たり前でした。
きっと、こんな経験から創業期は比較的モチベーション高く、
目の前の仕事に取り組める人になったのだと思います。
逆に事業が立ち上がって軌道にのると、
自分が現場で働くモチベーションが落ちる癖があります。
1回目の会社が初めて軌道にのった時に、
ここからが事業が伸びる大事な時期にも関わらず、
モチベーションが落ちて昼夜問わず働けなくなった自分に驚きました。
この経験をしてから創業時に思うようになったのは、
この事業が軌道に乗った時に私の力は半減するだろうというものです。
であれば自分が最も力を発揮できる創業期を繰り返すのが良いだろう。と考え、
2回目の会社からは会社売却を念頭においた創業するようになりました。
会社売却するタイミングはどう決めたのか?
いくつかありますが大枠は「目標の売却金額で会社売却ができそうな時」「会社の状況や社内の足並みが整っている時」の2つになります。
目標の売却金額で会社売却ができそうな時
「大体いくら以上で売却できたら嬉しい」
という金額を大まかに設定して、その金額を上回りそうになると、
会社売却のモチベーションが湧いてくる傾向があります。
会社の状況や社内の足並みが整っている時
売却金額が目標に達しそうなのが条件になるのですが、
会社売却をした後にスムーズに引き継ぎができる状態だと、
さらに会社売却のモチベーションが高まり、
ここまでくると、実際に買い手企業を探すために、
M&A仲介会社に連絡するケースが多いと思います。
次に会社を作るとしたら、どんなことを考えたいか
次に会社を作る場合も、きっと会社売却を前提に創業すると思います。
その時は売却するまでの期間についても設定してみたいと思ます。
実際に会社を作ってスタートすれば思い通りに行かないことが多いと思いますが、
それを含めてどのくらいの期間で達成したいのか考えたいと思います。
あとは、前回の会社が6年経営して結構大変だったこともあり、(その分、楽しさも思い出も最も素晴らしかったです。)
次はもう少し楽な事業に手をつけてみたいと思うと思います。
今の所はまだ次の事業は決まっていなく比較的ゆっくりしていますが、
何か決めて動き出す時はご報告させていただければと思います。