日経平均が最高値更新。買い手企業はますます企業買収意欲を高めている

目次

日経平均の最高値更新で、時価総額が上がった会社が爆増

2024年2月22日、日経平均がバブル期を超えて史上最高値を更新しました。

証券取引所やニュースほか、株式投資界隈では大盛り上がりでしたね!

さらに、この株価最高値によって時価総額が上がった会社が増え、「時価総額10兆円以上とされる10兆円クラブ」に任天堂、日立、伊藤忠商事など業績の良い企業が次々と加わっていることも話題になっています。

中小企業の経営者だった僕には現実味がなく羨ましい限りです。

株式市場の高まりとともに、日本では時価総額が高まったり、内部留保がふくらんでいる会社がとても増えています。

日本経済新聞
日経平均株価、終値も4万円台 史上初 - 日本経済新聞 4日の東京株式市場で日経平均株価が続伸し、終値は前週末比198円41銭(0.5%)高の4万0109円23銭で終え、史上初の4万円台に乗せた。午前には上げ幅が400円を超え一時4万0300...
日本経済新聞 電子版
日本株 日本企業時価総額上位ランキング - 日本経済新聞 【日本経済新聞】時価総額上位200銘柄です。主力株や日本を代表する企業が並びます。株式市場の評価や人気、産業構造の変化などで序列が目まぐるしく入れ替わります。

自社の拡大に貪欲な買い手企業の勢いはまるで◯◯!

僕が株式譲渡をした頃、買収元となる企業の候補は同業種だけでなく、異業種も実に多かったです。

M&A仲介会社さんが候補の中の数社を指さして「これらの会社はお金があるので、条件が合う会社は幅広く買いたいそうです」と言っていて、驚きました😲

つまり、「自社の拡大のために、同業種はもちろんのこと、異業種でも貪欲に買収していくぞ」と考えている資金に余裕がある会社がたくさんあったのです!

この貪欲な巻き込み力と勢いを知った僕の頭にはボコスカウォーズ1とピクミン2と塊魂3の映像が同時に浮かんでいました。

日経平均が最高値を更新した今、お金があって貪欲な買い手企業は、当時よりもっと増えているでしょう!

自分の会社は売れないとかニーズが無いとか不安にならなくて大丈夫

資金の余裕のある買い手企業は同業種だけではなく、異業種も買収の対象としています。

なので僕は売り手企業側が、「買い手企業が少ないだろう」とか「自分の業界はもう衰退しているから買い手企業にニーズがないだろう」と思う必要がないなと考えています。

今回の日経平均の最高値更新によって、同業種、異業種問わず、たくさんのM&Aが成立していくと良いですね。

  1. ボコスカウォーズ:1984年に発売されたTVゲーム。とにかく仲間を巻き込みながら進んでいく。 ↩︎
  2. ピクミン:2001年に発売されたTVゲーム。数を増やして大集団となり、進んでいく。今日も運ぶ、戦う、増える、そして食べられる〜。 ↩︎
  3. 塊魂:2004年に発売されたTVゲーム。塊(カタマリ)が周囲を巻き込んでひたすら大きくなっていく。 ↩︎
( 免責事項 )
当記事のコンテンツ・情報について、正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等は、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
良い記事だと思ったら、保存しておいてください
目次