IPO、M&Aなどイグジットした経営者という良い評価がずっと続く

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宇宙飛行士は引退してもずっと宇宙飛行士

「宇宙飛行士になると、宇宙に行かなくなっても、もう生涯ずっと宇宙飛行士なんですよ。」

以前、ある宇宙飛行士の方とお話した際、宇宙飛行士というのは資格や役職ではなく、認定やデータベースへの登録によるものらしく、一度宇宙飛行士となった人は、たとえ彼が現役でなくなっても「宇宙飛行士でなくなることはない(二重否定)」という話を教えてもらいました。

元大学教授、元モデル、元政治家、元選手……、
どの職業でも引退すると「元◯◯」と呼ばれたりしますが、たしかに「元」宇宙飛行士1という呼び方は聞いたことがありませんでした。

「会社をイグジットした人」という新しい評価

なぜ最近になってこんな話を思い出しているかというと、
私が株式譲渡をしたことで「経営を引退した人」「元経営者」になったはずですが、周りの人や知り合う人たちから「会社を売却してイグジットした人」という新しい評価や紹介をいただく機会が増えたからでした。

私のその新しい呼び方も、私が現役経営者だった頃と同じか、なんならそれよりも高い評価をされているようです。

そしてその紹介は、私がいない場所でも起きているようで、人づてに初めてお会いする方にも「ああ、会社を売却されたどどんぱさんですね!」とごあいさつをいただくことも増えてきました。
ありがたい限りです!

ただ、”引退したけど現役”という形容詞が相反しあってる呼ばれ方の毎回、脳がバグる感じにはまだ慣れていません。

イグジットした人のことは他己紹介しやすい

ある人が他人のことを紹介することを、他己紹介(たこしょうかい)といいますが、「会社を売却して成功した経歴」は、話し手にも聞き手にも、興味を引きやすく、印象に残りやすくて、イメージしやすい情報なんだろうなと思います。

私も、田舎FIREさんやずっとロックアップさんのことを彼らを知らない人に紹介するときは間違いなく、「会社をイグジットした人」を特徴的に、抑揚をつけて話してしまいますね。

こんな評価や紹介がいつまで続いていくのかは私も株式譲渡して年数が浅いのでわかりませんが、こうした良い紹介が新しい良い出会いにもつながっていて、とてもありがたい限りだなあ、株式譲渡をしてよかったなあ、と感じています。

  1. ※ご本人の談なので、もしネットやニュースで「元宇宙飛行士」という呼称を見かけてもきっとメディアのほうが間違いということにしておいてください^^; ↩︎
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